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20090306から 日常メモ用とか ■日常に思ったことを、メモしていきます。 ■疑心と許容を信仰しています。 ■正しい保障なんて無い。 ■正確さより、人の心を動かすものがあるのも知っています。 ■あと、空想旅行、深夜便.夢旅行とかなんとか。
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(6の続き)
 私に何を望むのか。できそこないの若造は橋を渡ることすらままならない。どうしても美しい花を見たいのならば川を渡ればいいだろう。
 彼岸に咲く花は毒々しく赤く血に染められたようだ。空が落ちてくることがあればいっそ楽にもなれる。それでも私に何を望むのか。

 神も仏も心を救うが身は持たぬ。身を持つ己が動かねば何も得られることはなく、ただただ時を失うだけである。
 また疑いなき信じる心は何も見ることはなく、何かを知ることもない。思慮のない心にもできるのは他者に踊らされることだけだ。

 不可能など無く、ただ方法が見えぬだけだ。人にまだ見ぬ方法もあるが、あらゆる方法を考え尽くさねば人の不可能も見えない。
 運の良し悪しはただ結果を見たに過ぎぬ。だがあらゆるものを見ようとできれば、良いことを見つけられ、悪いことをあまり見逃さない。

 血や周りによって限られる選択でも、ない物をねだるより選んでしまわなければならない。なきものを想おうとも、あるものしか使えないのだから。
 それも今見えるものばかりに気を取られてはならない。より知れば使えるものは増え、まるで限られぬ選択を持つこともできよう。

 不愉快もまた娯楽である。不幸もまた幸福であり、幸福もまた不幸であるのだから、あらゆるものを楽しみ笑ってしまえばいい。
 苦しい時こそ笑ってみせよ。その笑顔がその心も引き上げてくれる。その笑顔は悪魔も修羅をも恐れように。

 人の心に背けば、人はその心に背くものだ。あらゆることができようとも人の心に背きすぎては、赤子にできることすらもできない。
 例え自分自身であろうともそれらは他の生物によって他の物体で形作られている。それを忘れることなく、その幸福を想うといい。

 他者は自分でないのだから、自分に正しかろうと他者に正しい通りはない。いかに似ようとも同じことはありえず、人の正しさは人の正しさだ。
 しかし人々によって作られた規律は理性を持って使われている。それらは理性を持って考え、冷静に扱わねばならないのだが。

 自分は他者でないのだから、他者に正しかろうと自分に正しい通りはない。いかに自分が納得できようとも他者の考えは他者の心のためにある。
 納得を他者に依存してしまえば、他者の心に振り回されるだろう。人は人、自分は自分と人に頼りすぎてはいけない。

 血に無いことよりも、知の無いことを知るべきである。こと技術の才など、その大半を意思と知識によって作ることも不可能ではないのだから。
 むしろ血が良くとも血を沸き立たせるような意思がないのならば血も腐り、いくら血が良くとも知に欠けてしまえば方法を誤ろうに。

 知識がなければあらゆる意思は石のように扱われよう。最悪、良心も与えられず投げられ砕けてそれまでだ。
 意思がなければ膨大な知識は紙の重しのように重く動きを鈍らせよう。骨は使われることしかできぬのだから。

 血も肉も無ければ骨しか残らない。感情も欲望もなければ動くことのない潔白な屍だよ。
 だが無闇に溢れる血は皮を割いてしまうだろうし、目的もなく膨れた肉はさらに求める続けるだけ。健全な血、必要な肉、丈夫な骨こそ必要だ。

 ある程度でよしとしなければいつまでも心は渇いたままで、命の水すら飲み干し底も知れない。あるものだけが必要と思えれば、渇きも安い。
 安い渇きは何も求めず痩せていくが、底知れぬ渇きは求めて痩せる。水であろうと酒であろうとほどほどがよいだろう。

 心こそが人の依り代、人は心の入れ物よ。私が見たとも知ったとも、それでも私は知らぬ存ぜぬ。
 これらが嘘かも知らぬ存ぜぬ。信じることはいらぬと説く。悩み迷えと言うのである。

 納得できるかできないか。それが人生心の生。納得できぬと言おうとも、納得せねばならぬと言う。
 利益にならぬ拒絶など、損を生み出すだけである。それを正す労力と正して得られる納得が、つりあわないなら無理を通すな。

 あれだこれだと心労するより、あらゆるものを受け入れようとする。そして、あれだこれだと時間を無駄するよりも、思慮し行動するべきだ。
 できぬ私に何を望むのか。
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