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20090306から 日常メモ用とか ■日常に思ったことを、メモしていきます。 ■疑心と許容を信仰しています。 ■正しい保障なんて無い。 ■正確さより、人の心を動かすものがあるのも知っています。 ■あと、空想旅行、深夜便.夢旅行とかなんとか。
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 ニコニコ御三家とも呼ばれる「アイドルマスター」「東方Project」「VOCALOID」(あいうえお順)の三つ。特に「創作(二次創作)」が活発でありそれぞれ1作品の量とは思えぬほど動画投稿数も多くニコニコ動画における「殿堂入りカテゴリ」に分類されている。
 これらには共通点がいくつかある。
 第一に女の子が(ほぼ)メインになっている。第二に音楽という要素がある。そして、第三にキャラクターが俳優化(女優化)していることだ。
 俳優化とはなんぞや? というのも私の勝手な言い回しで「本来の役柄とは異なる役柄をすることの多い状態」を「俳優化されている」と呼んでいる。分かりやすく言えば「俳優見たさにドラマを見る」状態が起きていると言いたいのだ。

 まず「VOCALOID」は言わずもがな、最低限のキャラ付けしかされていないため最初からいかなる役柄もできる状態である。歌も歌で歌詞の人物を演じるという場合もあり、歌手ではあるが「俳優」でもある。
 次に「アイドルマスター」は新人~人気アイドルという役柄を持っており、大体そこで安定しているものの創作者によっては突拍子も無いような役柄をつけたり、あるいはゲームなどで何かしらの物語を演じさせるという場合も多いらしい。
 最後に「東方Project」だがキャラによっては原作からしてほとんど設定がないキャラまでおり、創作者によっては僅かな情報から誇大化された二次設定を用いたり、果てはとんでもない役柄をつけたりすることも少なくない。
 もちろん、どれもこれもメインで人気のあるものというわけではないが、そういう部分もあるのだ。

 しかしながら「まるで突拍子もない設定」がこうも扱われやすいのか、と言えば「キャラクターが俳優化している」からである。つまり「全く関係の無い設定」ならば新しくキャラクターを作ってそのキャラに着せてしまえばいいようなものでも、あえてその「俳優」にやらせてしまおうということだ。
 これは単にその「俳優」が好きだったり算段だったりすることはあるものの、そんなものであっても見る人間は少なくないのである。そして見る側もその「俳優」が好きだからこそ見ているのであって、本来の役柄に執着することも少なく、楽しんで見ている人が多いのだ。
 まあ、とんでもない役なら嫌悪を覚える人もいるが、とんでもない役でも好きという人もいる。その「俳優」の様々な面を楽しめる人もいるのである。

   *

 ちなみに俳優化の話は何も最近のことではない。
 字体が表すように俳優を目的として見ることは昔からあるし、二次創作におけるキャラクターの俳優化は設定の少ないキャラクターによく見られる光景でもある。派生作品なりパロディ作品なりも場合によってはキャラが俳優化していると言える。

 ただし本来の役柄に限りなく近いキャラも必要とされてはいるだろう。
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