「才能を、意識と言いかえて、そう思いなさい。
才能が無いのは、意識が無いだけだと、思いなさい。
才能が悪いのは、意識の仕方が悪いと思いなさい。
才能なんて考えられるような、生半可な意識の仕方をしているのでしょう?
そして、そんな生半可な意識では、できないのでしょう?」
>続・絵を描く上での意識
http://andil.blog.shinobi.jp/Entry/22/
想う
「どんな絵が好きなのかい?
どんな物が好きなのかい?
どんな人が好きなのかい?
どんな形が好きなのかい?
どんな色が好きなのかい?
どんな線が好きなのかい?
どんな表現が好きなのかい?
どんな構図が好きなのかい?
どんな効果が好きなのかい?
どんな絵を描きたいのかい?
どんな物を描きたいのかい?
どんな人を描きたいのかい?
何を描きたいのかい?
どう描きたいのかい?
どう描くのかい?」
描く
「思い通りの線も描けないのに、思い通りの絵を描けるはずがない。
思い通りの線が描けないのに、思い通りの形は描けるはずがない。
思い通りの線や色が描けないのに、思い通りの質感は描けるはずがない。
思い通りに描けるようになるまで、描かなきゃ。
思い通りの形が描けるまで、描かなきゃ。
思い通りの質感が描けるまで、描かなきゃ。
もっともっともっと、沢山描かなきゃ。
思い通りに描けるようになるまで描かなきゃ。
描けないんだったら、もっと描かなきゃ。
もっとよく見て、もっとよく想って、もっとよく描かなきゃ。
もっともっともっと、沢山描かなきゃ。」
見る
「どこを見てる?
ものを見ない、キャンバスを見ない、線を見ない、色を見ない。
そんなんで、絵が描けるの?
そんなんで、描きたいものが見えるの?
そんなんで、思い通りの線が描けるの?
絵を見てる? 人を見てる? 自分を見てる? 自分の絵を見てる?
線を見てる? 色を見てる? 形を見てる? 質を見てる? 紙を見てる?
ちゃんと見てる? 本当に見てる? しっかり見てる? よく見てる?
何にも見ないで、目をつぶったようなままで、絵が描ける?
どんな風に描いているのか見てる? どんな風に描いたか見てる?
ちゃんと見ないと、本当に見ないと、しっかり見ないと、よく見ないと。
絵を見て、人を見て、物を見て、自分を見て、自分の絵を見て。
線を見て、色を見て、形を見て、質を見て、光を見て、影を見て。
見ないと、何にも描けない。
ちゃんと見れば、描けないわけがない。」
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