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20090306から 日常メモ用とか ■日常に思ったことを、メモしていきます。 ■疑心と許容を信仰しています。 ■正しい保障なんて無い。 ■正確さより、人の心を動かすものがあるのも知っています。 ■あと、空想旅行、深夜便.夢旅行とかなんとか。
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 『テルナ君。
  人を知ろうとする時、考えるべきは、相手が何を知っているか、ばかりではないわ。』
 「と、言いますと?」

 『相手が、何を知らないのか。
  どういった情報の中で生きているのかは勿論、どういった情報に欠けているのか。
  相手の知らないというものも知っていれば、相手の意識は容易に理解できるわ。』
 「はあ・・・ あなたは、知らない事なんてなさそうですね。」

 『無限な認識と、完璧な知識を持っている者でもなければ、知らない事は必ずある。
  私も、現在居る世界を知ることくらいしか出来ない。』
 「他の世界のことは、時々気になりますか?」
 『気にはなるけど、分からない、という事は楽しみになるものよ。
  大体の予想は出来ても、それが的中するかどうかは、見てみないと分からない。』
 「予想が外れたことはあるんですか?」
 『そりゃもう、沢山あるわ。
  この世界も、他の世界も、別の世界からの影響を受け得る。
  行き来できるような世界ばかりでなく、特殊な世界、神々の世界からも。
  それらの存在を知らない場合、予想は大きく外れる。』
 「スケールの大きな話で、想像できません・・・。」

 『例えば、四角い箱の中に君が閉じ込められたとする。そして君は箱の外を知らない。
  そこから君が予想できるのは、君が餓死すること。生きる希望を持っても、予想はできない。
  でも、箱の外から影響を受けない、という確証は無いわ。
  箱の中に食べ物が湧いてでてくれば、君が餓死する事も無い。
  でも、君の意識は餓死するに向いてしまう。
  例え、外から食べ物を投げ入れる準備があったとしても、それを知らなければ餓死という意識は消えない。』
 「・・・勝手に、餓死させるような状況を仮定しないでくださいよ。」
 『そして、そこから無理矢理出るという発想や、壁を強く叩けば壊せる、って事を知らなければ、
   あなたは餓死を考える。今のあなたのように。』

 「ずいぶんな、言い回しですね。」
 『知らないという事は、弱点にもなるのよ。』
 「自分はあなたほど、意識は広くも濃くも、細かくもないし、知識もそんなに持ってません。」
 『そんな言い訳を持っていても、原因はあなたの意識の偏向よ。
  今の話くらい、あの草菜君や梁矢さんなら、そこから出る選択の意識をすぐ持つわ。
  あなたは現状を受け入れようとしすぎる。』

 「・・・ ためになるお話どーも」
 『いやね、嫉妬してるのよ。その謙虚さで、女神から愛されてるあなたに。』
 「そんな自覚の無いことを、根に持たれても困るんですが・・・。」
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