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20090306から 日常メモ用とか ■日常に思ったことを、メモしていきます。 ■疑心と許容を信仰しています。 ■正しい保障なんて無い。 ■正確さより、人の心を動かすものがあるのも知っています。 ■あと、空想旅行、深夜便.夢旅行とかなんとか。
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 『人は自由など権利を求めた先、権利を守る為に、権利を乱用する。
 それを受ける人間は、果たして自由の権利を侵害されていないと言えるのだろうか。
  本来持っている権利すら、侵害されてはいないだろうか。』

 『自由とは、何よりも自身が他者を認めるということに始まる。
 自由とは、自身が他者に認められるという自由ではない。
  自身が他者に認められるという絶対の権利は存在しない。
  あるのは、され得る権利であり、認められる為には相応の事実を必要とする。』


 『加えるのならば、正義とは自身に存在するものではない、という事を言おう。

 自らが間違いなく正しいと思ったのならば、その人は既に悪でしかない。
  何かを間違いなく正しいと思うこと、その行為そのものは悪でしかない。

 真の正義とは、何が正しいのかを探し求め続けることにあると、私は思っている。
  それは、正しいことがあるという保証すらも存在しないという、確証を持っているからだ。』

   *

 ヴィクス・アルディン。
 とても多くを知る者。

 だが、彼女は人にために生きているわけではない。
 自分のために、人の心を利用しているに過ぎない。
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 感情によって物事を理性的に捉えられず、事実を理解もしようとしないことは、あまりにも哀れである。
 また感情、人の心というものは保護すべき対象なだけであり、それが絶対の法というわけではない。


 付け加えるのであれば、感情によって事実を無視する、妄想を事実と混同する、などという事をして、それを論理的である、理性的であると思う人間こそ、危険である。
 再び、核ミサイルの夢を見た。

 全開は直後、空想らしい、死の世界になった。

 今回は、日常的な世界だった。落ちた場所が極めて遠かったというのはあるが。
 正直、冗談じゃない。


誤字:全開→前回
 絵において、落書きというものは、どこまで描いたかの基準ではない。
 どこまで描こうと想ったか、そしてどこまで描いたかの基準である。

  【 生死とクローン 】

 『御墓っていうのは、死んだ人の為に立てるわけじゃないのよ。』
 「そういう話は大柄先生からも聞きました。生きている人の為、でしょう。」

 『どのくらい聞いた?』
 「いや、生きいる人の気持ちの為、としか。」
 『どうして、生きている人の気持ちの為なのか、分かる?』
 「・・・分かりません。考えたこともないんで。」

 『もし、誰かが亡くなった後、その人に何かしらの思いを抱いても、
  その向かう先が明確でないと、どこに向けていいか分からなくなるのよ。』
 「向かう先、ですか。
  ヴィクスさんは───・・・ いや、なんでもありません。」
 『ふふ。 聞きたい事は分かるわ。
  想像を絶する事くらい、想像するに難くないのね。
  活動的な不老不死の人間が、どれだけの人の死を想って来たかを。』

 「一つ、聞いていいですか?」
 『残念ながら、私は冥界だとか、地獄だとか、あの世だとかに行ったり、交信したりすることはできないわ。
  無理矢理、交信しようとすれば私の精神は崩壊しかねないし、行こうとすれば私の身体は消滅しうる。
  そんなリスクを背負ってまで、行きたいも、交信したいとも思わない。』
 「・・・そうですか。」

 『生の神に会った事はあるけど、それもただの掃除係で、あの世そのものに立ち入ったことはないそうよ。
  それこそ、存在しない、と考えられるくらい。
  まあ、私はそう考えてそれ以上の思考を制止しないと、無意識に入り込みそうってこともあるけど。』
 「大変なんですね。」
 『もし全てを行える力があったとしても、それに耐えうる身体がなければ、できない事と一緒。』

 「では、人を生きかえそうと想ったことも、ないんですか。」
 『あるし、擬似的にできるわ。私はね、人物を作り出すこともできるよの。
  ただ、とてもよく似た別人、って言ってしまうこともできるけどね。』
 「・・・魔法で、細胞の一つ一つまで再現するってことですか・・・。」

 『例えば、テルナ君のその体を完全にコピーした複製、クローンを作っても、その有している意識は違うでしょ?』
 「確かに違いますが・・・。」
 『意識を統括するものが肉体が滅んでも劣化しないもので存在するのであれば、
  それを使えばいいけど、生憎、そんな存在を私は確認していない。
  もしあなたが死んで、別の体を作り生き返したとしても、生前の意識は有していない。
  そういう話よ。』

 「つまり、自分の肉体を新たに作り、自分という人間をもう一人作ったとしても、別人でしかない、と。」
 『他者から見れば、同一人物かもしれないけど、自身の持っている意識を引き継いでいるわけではない。
  想像してみて。 目の前で自分と全く同じ人間が作られた後、自分が死ぬという状態を。』
 「・・・で、なんで自分が死ぬんですか。」
 『新たに脳を作り、その脳と自分の脳とを繋げて意識を共有させ、新しい脳を作る。
  そういうことをしたとしても、新しい自分が、本当に自分からの命の延長線上なのか、という疑問。
  だから私は、とてもよく似た別人と、言ってしまえると言ったのよ。』

 「本当のその人には、なりえないから、生きかえさないんですね。」
 『だから、私にも墓というのは必要なのよ。
  勿論、理性では分かっているんだけどね。』

 「・・・ヴィクスさんも、人なんですね。」
 『心外ね、その言い方。』
 「笑いながら言われても・・・」



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