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20090306から 日常メモ用とか ■日常に思ったことを、メモしていきます。 ■疑心と許容を信仰しています。 ■正しい保障なんて無い。 ■正確さより、人の心を動かすものがあるのも知っています。 ■あと、空想旅行、深夜便.夢旅行とかなんとか。
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 天才数学者の話を見て、私の思う[天才論]の確信が深まった。
 と言っても、いくら確信が深まろうが、証明ができるのは学者なわけであって、私ではない。

   *

 最初の記事[一回目なので]でも、軽く触れていた天才の話。
 「人よりもはるかに濃く、鋭く、正確に意識をできる人が、天才などとも言われる人だと思っています。」という文。
 実のところ、絵の講座のあとがきにもっと突っ込んだ天才の定義を書いています。

 「天才は意識を使いすぎ、大体当たり前の意識が、うすくなってしまうのではないだろうか。」という文章が、画像の中に書かれている。
 もっと極端な言い回しをすれば「それだけに意識を向け、それ以外の一切の意識を持たないような状態」で、それに近しい天才は多くいると感じているし、その天才数学者は、その極端すぎる例になる。

 私の天才論と言うのは「他者よりも優れた意識を持ち、特定のものへと向け続けられること」だ。
 「他者よりも長く強く濃く、鋭く正確な意識を持っている人」と言いかえてもいい。
 普通の人は意識が分散し、日常への意識が存在するが、その意識すらも特定の何かへと向けるような人が天才だと。

 天才には変人が多い、と言われるのも結局はそうした状態にあるからではないだろうか。
 残念ながら、人間の意識は有限である。その有限の中、最大限有用に使える人が天才であり、日常への意識すらも削ってしまいかねないのが天才なのだと。
 それが、私の天才の定義だ。

   *

 一緒に見ていた母が、そうした状態にある人はある意味不幸なんじゃないか、ということを言った。
 でも私は、結局それ以外の意識が無い、他に求めているものが無い以上、その人にとってはそれが幸せなんだろうと言った。
 普通の人は他に求めるものがあって、意識が分散して、日常に意識があって。
 結局その人の心の問題。その人の心が満たされるのであれば、いくら貧相な状態であっても幸せなのだと。

 もし10それを求めていて、10それに満たされている状態から、日常という何かのためにその10を無理矢理削っても、拒絶しか生まれない。
 一番満たされているのであれば、それが幸せなはずだと。

 あと、天文学者だとか、海洋学者だとかは知るためになるっていうのは分かるけど、数学者がなぜ数学へとのめりこんだのか、と言う話には、私もよく知っているわけではないが、いわばミステリー小説の謎を解きたい、のと同じようなものじゃないかと例えた。
 結局、知りたいから、という根本は変わりえない、と。

  *

 私の意識の話は、普通の人が考える場合、[意識]を[時間]に置き換えると分かりやすいかもしれない。
 意識と言われてもその際限の感覚が分かる人はそう居ない。
 だが、時間の際限の感覚は社会において不可欠な要素で、分かりやすいと思うのだ。

 天才学者が全ての意識をそれに向けた、という言い回しを、天才学者が全ての時間をそれに向けた、とすれば分かりやすくはなるはずだ。
 しかし、私の伝えたいニュアンスとして、正確とは言い難いが。

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 もし、不変的な美がある場合、それは人間そのものたりえない。
 人間は変化するものであり、そこには変化の美がありうる。

   *

 「絵や人形にも、美しい女性がある。
  だが、それに恋をする事は、生物として愚かしい。
  しかし、その美しさを否定することはかなわない。」
 政治、政党への支持をするのは大事なことだが、本当に支持したいのかは考えるべきだ。

 「選挙も誰に投票するかは自由だけど、支持する人や党のことは自分の手でも調べないと失礼だよね。支持してるのに、よく知らないっていうのは。知ていないのに支持されたって、紙切れ一枚分嬉しいだけでしょ。
  もちろん、良く知るためには一つの媒体に頼らず、色んな調べ方をするものだよね。TVだけー、新聞だけーとか、ネットだけーとかじゃなく、あれば本とかも。
  忙しくても、調べられる範囲を知った上で投票しないと、ねー。」

 何よりも、他の国民に対して失礼だとも考えられる。
 投票によって決められるこの制度において、国民の皆が考えることは重要になる。

 国民の皆が、キチンと自身の手で調べ、自身で考え、自身で決めなければ、正常な政治は行われ得ない。
 特に、現在の政治が正常であると言い難いが為、強くそう思う。
 考えることをしていいのではなく、しなければならないのが、民主主義というものだ。

 反対をする政党について、とやかく調べろと言うのではない。
 支持する政党に関して、本当に知った上で支持しなければ、失礼だと言うのだ。
 支持される側にとって、また何よりも他の国民に。


 ただ、私が今18歳という年齢で投票権を得ていない以上、考える事を促す事しかできないし、心が弱い。
 もっと広く考えることを促すという方法もありうるだろう。だが、私は心が弱い。
 経済学とかは、知りません。私の思ってる範囲の話です。

   *

 他にもっと使い道があるだろう、なんて言われて批判を受けつつも、可決した定額給付金。

 疑問なのは、批判をしていた人は本当に定額給付金やその周辺の事を知った上で批判していたのか。
 ただ、片耳で聞いただけの情報から反対していただけではないのか。
 総理の発言にブレがあると言ったって、経済の状態に合わせた発言をしただけだろうに。

 聞いた噂だが、消費税はこれの所為で上がる、なんて認識をしている人もいるそうな。
 それだけで消費税を上げる必要になるくらいだったら、金額は一桁違うと思う。
 経済対策75兆円の内のたった2兆円だという認識すらしていないのだろう。

   *

 消費税による税収は、消費が拡大すれば大きくなりうる。
 消費で企業やお店の収入が増えれば、そこから二次的な消費も生まれうる、はず。
 お金は回っていくものであって、手元に残さない限りどんどん巡っていくわけだ。

 聞いた話だが、銀行などに預ける場合であっても、多くの人が預けた場合は、銀行に余裕ができ、その辺りの問題が緩和されうるらしい。
 結局、燃やしたり、手元に残したり、海外へ持ち出したりしなければ、無駄にはなり得ないわけだ。
 定額給付金は、初め生活支援との名目だったが、実像として経済対策の割合も大きく、経済の変化で首相の発言が変わったのも分からないことではないだろうに。

 ただ、これも聞いた話だが、10万くらいでないと明確な経済効果は望めない、という見かたもあるそうで、1万2万でそこまでの効果が期待できるかどうか、とか。
 でも、貰った人全員が全員、燃やしたり手元に残したり海外に持ち出したりするはずがない以上、ただの無駄とは言えない、と思う事にする。

   *

  消費税の増税の話
 経済が回復したら、という前提の条件をハッキリさせておいてくれると嬉しいよね。
 もちろん、ちゃんと回復したということが分かりうる条件で。
 私は主にこうして様々な事を書いていながら、人が見た反応を知らない。
 その為、私は思考の修正を行うにも、一人でやらなければならない。

 だが、通常人間と言うのは、人と接することによって思考の修正を行っている。
 それによって、いわば常識と言われる意識を身に着けていく。

 常識とは、深く考えずともそうであると思えること。
 別な言い方をすれば、常識とは合法化された偏見である。
 その為常識は、接する人や環境によって大きく異なる。
 特に、思考の主義主張が遺伝子へ刻み込まれてるとは思えない。


 私の思考は主に、人と接するという事ではなく、情報と接する事で生まれた。
 また、情報をほぼ一人で処理をしてきて、結果生まれたのが私の思考である。

 だが、思考的に人間として一人でいることは危険だ。
 本来他者と接する事で思考の補正を行い、他者から非常識と呼ばれうるような思考を抑制している。
 人間はその補正が無い場合、どんどんと偏向していってしまいかねない。
 勿論、環境的に思考の多様性がなければ偏向はするが。

 私の場合、疑心暗鬼に近い、その疑いを自身にすら向けた。
 人間が一人である場合、他者を否定し、自己を守ろうとするが、私は自己を否定したのだ。
 つまり、私は他者と行うはずの補正を、自身と、情報によって行ってきたのである。
 また死に向かいかねないものの、私はそこまで強い人間でなかった。


 ただ、一人ひっそりとその思考を修正し続ける。


    *

 許容の重要性を訴えた人々は、過去にも大勢いるだろう。


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