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20090306から 日常メモ用とか ■日常に思ったことを、メモしていきます。 ■疑心と許容を信仰しています。 ■正しい保障なんて無い。 ■正確さより、人の心を動かすものがあるのも知っています。 ■あと、空想旅行、深夜便.夢旅行とかなんとか。
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あらすじ

 少女は魔法の使者と契約しひとつだけ願いを叶える代わりに魔法少女となって絶望を撒き散らす魔女と戦うことになる。
 少女たちは何を想い何を願うのか? 魔法少女となった少女たちの運命は? 絶望を撒き散らす魔女とは?
 オリジナルのシナリオで描かれる大人向け魔法少女アニメ

 どこにでもいる普通の中学2年生の鹿目まどかを中心に、まどかの親友の美樹さやか、先輩で現役魔法少女の巴マミ、謎の転校生暁美ほむら、マミの縄張りを狙う佐倉杏子と、魔法の使者キュゥべえによって紡がれる望みと願いの物語。

   *

 どうなるか展開がわからないことが魅力のオリジナル作品なので、なんの前情報もなく、全部見てしまうのが一番いい見かたかと。

 今期の話題をほとんど掻っ攫っていったアニメですね。私は話題に惹かれて途中から見たクチです。
 私が惹かれ始めたのも「マミさんの死亡」の話題から。彼女の犠牲は尊いものでしたね。
 魔法少女もので魔法少女が死ぬ。いとも簡単に、あっさりと。子供に見せたらグレるレベル。

 一応、一度深夜に「ああ、いわゆる萌え系のアニメね」なんて見ながしていましたが、それがあんなことになっていたとは・・・・。よく見始めたのは7話から。
 それからとんとんとんと、最終回まで見てしまいました。

 ほむらちゃんがループしていた影響でまどかの魔法力が乗算され、まどかの途方も無い願いによって、世界でのまどかの存在と引き換えに世界のルールを書き変えてしまう最終回。願いを叶えるためなら神様にだってなってやる。
 キュゥべえも途中で「君なら世界の法則をねじ曲げられる」というような話をしていたし、ループの最中でまどかがどんどんと強くなっていたし、前振りが無かったわけではないので予測できていた人もままいたそうで。でも自分の存在そのものを犠牲にして~というのはあまりいなさそう。
 ご都合主義だとかデウス・エクス・マキナ的だとか言うのは、あんたの頭んなかのご都合ありきのご都合主義の方が見てらんないぜ。デウス・エクス・マキナは解決困難な事態を外から(天から)いきなり現れた絶対的な存在によって解決させる手法を言い表すもので、伏線やネタ振りのそこそこあったまどかにそれを当てはめるのは苦しい。( 酷いご都合主義やデウス・エクス・マキナと呼べるような展開というのは、なんの前振りもなくまた別の魔法少女が颯爽と現れて助けてくれるとか、もっと凄い魔法少女がなんでも解決してくれるとか、それでめでたしめでたしとかいうレベルの話。ぶっちゃけ、さやかは報われてないし、まどかも世界での存在を無くしてシステムとして永遠に存在し続けるし、酷い絶望が無くなっただけだし。 )

 ただ流石にちゃぶ台返しのような感じは受けた。強引だなと。
 でも、みんなハッピーという安いお花畑エンドでもみんな死んで絶望のバッドエンドでもなかったのでこれで良かったのかなとも。

   *

  作品としてのまどかマギカについて
 芸術は人の心を動かすことにこそ、その価値がある、というのが私の信条なので、まどマギはより多くの人の心を動かすことのできた素晴らしい作品だと思います。
 上手くキャラの死やルールの闇、希望や絶望をおりまぜており、作品として模範的とは言い難いものの、人の心を動かしかたとしては大変模範的な作品と思いました。
 受けやすい形で惹きつけて人を見させ、絶望を見せつけ、希望をちらつかせて見続けさせる。また可愛いキャラクターに死というギャップの話題性は大変大きなものでした。
 長く愛される作品かは分からないし今そうだとは言い難いものの、少なくともこの一刻は強く愛されている作品です。1クール12話のアニメとして、とても秀逸な構成だったと思います。
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