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20090306から 日常メモ用とか ■日常に思ったことを、メモしていきます。 ■疑心と許容を信仰しています。 ■正しい保障なんて無い。 ■正確さより、人の心を動かすものがあるのも知っています。 ■あと、空想旅行、深夜便.夢旅行とかなんとか。
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 タイムスリップなどを扱う作品は、ほとんど例外なく世界に「時間表」が存在する。


 例えば一口に「過去へ行く」と言っても、
  「過去という場所」が存在しなければそこへ「行くこと」はできないのである。
 つまり「その世界に過去の世界が存在する」必要があるのだ。

 では、現実世界において過去が存在するか?
  現時点では残念ながら、有無の証明をすることはできない。
 簡単に言ってしまえば、人間の過去というのはあくまでも「記録」でしかない。
 人間が「過去は存在する」というように覚えているのは、「過去を覚えているから」にすぎず、
  あくまでも「経過を記憶から予測している」に過ぎない。
 もっと別の言い方をすれば、「世界の時間軸」は見つかっていないし、
  まして「世界の時間表」の証明などできないのである。
( 分かりやすく言えば、時間が存在するかどうか? という話 )
( 経過から~の話の典型は、世界五分前仮説。 )


 だが物語において、そうしたタイムスリップを扱いたい場合、「時間表」は必須である。
 それが無ければ「その世界に過去の世界が存在しない」ため、
  新しい定義を作らなければ、その物語として成立しないのだから。

 ちなみに、その「時間表」が絶対なものである場合や、
  絶対なものでなければならない場合などは、何かしらの意思が存在することになる。
 まあ運命であったり、守護者によって護られていたり、作者が諦めていたり、様々だが。
 時間表が絶対でない場合でも、タイムパラドックスなどの問題は抱えやすく、
  それらをどう掻い潜るかという感じに、様々な創作がなされてきたほどだ。


   *

 ただし空想はあくまで空想である。
 だがロマンはやはりロマンである。
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